犬のハウスのしつけ方|安心できる居場所を作り、問題行動を防ぐための完全ガイド

犬のしつけの中でも、「ハウス」はとても重要な基本トレーニングのひとつです。ハウスとは、ケージやクレート、サークルなどを使い、「ここが自分の安心できる場所だ」と犬に理解させるしつけのことを指します。「閉じ込めるのがかわいそう」「嫌がるからやめてしまった」という声もよく聞きますが、正しく教えれば、ハウスは犬にとって安心できる場所になります。本記事では、ハウスの必要性から具体的な教え方まで初心者にも分かりやすく解説します。

 

 

ハウスはなぜ必要?

 

そもそもハウスというのはなぜ必要なのでしょうか?まず、犬は縄張り意識がとても強い動物です。自分が自由に動き回れる空間を縄張りとして認識する本能を持っています。つまり、家で飼っていると、ハウスがない限り、家全体を自分の縄張りだと意識してしまって傲慢な行動に出てしまったりするんです

なぜ犬にハウスのしつけが必要なのか?

ケージの中の犬

犬にとって「安心できる居場所」になる

犬は本来、巣穴で生活していた動物です。囲まれた空間は、犬にとって落ち着ける場所であり、不安やストレスを軽減してくれます

 

また、ハウスがしつけられていると、

  • 雷や地震などの大きな音
  • 来客時
  • 飼い主が不在のとき

などでも、犬は自分からハウスに入り、心を落ち着かせることができます。

 

問題行動の予防につながる

ハウスができると、次のような問題行動の予防にも役立ちます。

  • 留守番中の破壊行動
  • 落ち着きのなさ
  • 多頭飼いでのトラブル

「落ち着く場所を知っている犬」は、感情のコントロールがしやすくなります。

 

ハウスのしつけが役立つのはどんな時?

 

犬のハウスのしつけは、様々な場面で飼い主と愛犬に利益をもたらす重要な要素です。正しいトレーニングを行うことで、犬は安心感を得るだけでなく、飼い主もストレスを軽減できます。以下に、ハウスのしつけが特に役立つ場面を紹介します。

 

トイレのトレーニング

犬のハウスは、トイレのトレーニングにおいて非常に有益です。犬は自分の居場所を守りたいという本能があり、ハウスはその安全な場所となります。適切なタイミングでハウスに案内することで、トイレの場所を理解しやすくなります。

 

独りの時間

飼い主が外出する際や夜間、犬が一人で過ごす時間がある場合、ハウスは安心感を提供します。犬は自分のスペースでリラックスし、不安や興奮を抑えることができます。これにより、犬のストレスを軽減し、飼い主との分離不安も緩和されます。

 

客人の訪問

訪問客がやってきたとき、犬がハウスに慣れていると、興奮を抑えることができます。これにより、客人との交流が円滑に進み、来客時の吠え飛びつきなどの行動を抑えることができます。

 

緊急時

予期せぬ状況に対応するために、犬がハウスに慣れていると便利です。急な緊急事態が発生した際、ハウスは犬にとって安全で穏やかな場所となり、飼い主も状況を管理しやすくなります。

 

犬のハウスのしつけ方

犬にハウスを教えることは、飼い主との信頼関係を深め、犬が安心感を得るための重要なトレーニングです。以下は、効果的な手順で犬にハウスを教える方法です。

 

ハウスの選定

最初に犬に適したサイズとタイプのハウスを選びます。

 

サイズの目安は、犬が

  • 立ち上がれる
  • 方向転換できる
  • 伏せてくつろげる
  • 寝転がることができる

サイズが適切です。大きすぎると落ち着かず、小さすぎるとストレスになります。快適で安全な環境を提供しましょう。

 

ポジティブな関連付け

ハウスをポジティブなものと結びつけるため、愛犬にお気に入りのおもちゃやトリーツをハウスに持ち込みます。これにより、犬はハウスに入ることを楽しみとして捉えるようになります。

 

慣れさせる

ハウスに慣れるためには、最初はドアを開けておき、犬が自由に中に入ったり出たりできるようにします。犬が自分からハウスに入ることを奨励し、プレッシャーをかけないようにします。

 

ドアをゆっくり閉める

次に、ハウスのドアをゆっくり閉め、最初は数秒だけ閉じた状態で過ごします。その後、徐々に閉じる時間を延ばしていきます。犬が安心感を持ちつつハウスに留まることを学びます。

 

コマンドの導入

ハウスに入る際に使うコマンド(例: "ハウス")を導入します。コマンドを使うことで、犬はハウスに入る行動と言葉を結びつけ、理解しやすくなります。

 

場所の変更

犬がハウスの中でコマンドに従うようになったら、異なる場所に移動しても同じように反応できるようにトレーニングを進めます。これにより、犬はハウスが特定の場所に限定されるものではないことを理解します。

 

独りの時間を増やす

犬がハウスに慣れてきたら、飼い主が外出する際や夜間など、独りで過ごす時間を徐々に増やしていきます。これにより、犬は安心してハウスでリラックスできるようになります。

 

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ハウスのしつけでやってはいけないNG行動と嫌がる犬への対処法

罰としてハウスに入れる

叱った後にハウスへ入れると、「ハウス=怒られる場所」になってしまいます。ハウスはあくまで安心できる場所です。

 

無理やり押し込む

嫌がる犬を無理に入れると、恐怖心が強まり逆効果です。必ず「自分から入る」流れを作りましょう。

 

出たがるたびにすぐ開ける

扉をガリガリしたり、鳴いたりした瞬間に開けると、要求行動が強化されてしまいます。

 

ハウスを嫌がる犬への対処法

  • 中にふかふかのベッドを入れる
  • 飼い主の匂いがついたタオルを入れる
  • ハウス内でだけ特別なおやつを与える

「ここに入ると良いことがある」と思わせる工夫が大切です。

まとめ

犬のハウスのしつけは、飼い主と愛犬の良好な関係を構築するために欠かせないステップです。トイレのトレーニングや独りでの時間の充実、訪問客への対応、緊急時の安心感など、様々な場面でハウスのしつけが効果を発揮します。適切なトレーニングを通じて、犬がハウスをポジティブに受け入れるようサポートし、共に豊かな生活を築きましょう。

 

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