【全53犬種】噛み癖が出やすい犬種ランキング完全版

犬の噛み癖は「性格の悪さ」ではなく、犬種特性・成長段階・飼育環境のミスマッチによって起こる問題行動です。本記事では、全53犬種を対象に「噛み癖が出やすい傾向」をランキング形式で解説し、それぞれの犬種で なぜ噛みやすいのか、どう防ぐべきかをわかりやすく整理します。

 

噛み癖が出やすい犬種ランキング|評価基準

ランキングは、以下の観点から総合評価しています。

  • 顎の強さ・噛む力
  • 警戒心・防衛本能
  • 興奮しやすさ
  • 甘噛みがエスカレートしやすい傾向
  • しつけ難易度(初心者目線)

噛み癖が出やすい犬種ランキング

 

ランク 犬種 噛み癖傾向 主な理由・背景 対策ポイント
SS チワワ 非常に出やすい 警戒心が強く恐怖反応が噛みに直結 恐怖回避トレーニング必須
ヨークシャーテリア 非常に出やすい 防衛本能が強い 触られ慣れ訓練
ミニチュア・ピンシャー 非常に出やすい 興奮しやすい 衝動コントロール
ジャック・ラッセル・テリア 非常に出やすい 闘争心・運動欲求が高い 運動量確保
ブル・テリア 非常に出やすい 噛む遊びが激化しやすい 遊び方の管理
S トイプードル 出やすい 知能が高く要求噛みが出やすい 要求無視の徹底
ポメラニアン 出やすい 興奮・警戒が噛みに出る 環境刺激調整
ミニチュアダックスフンド 出やすい 防衛噛みが多い 抱っこ管理
スタンダードダックスフンド 出やすい 興奮持続時間が長い クールダウン練習
ミニチュア・シュナウザー 出やすい 警戒吠えから噛みへ移行 音刺激対策
パピヨン 出やすい 甘噛みの長期化 遊び中断ルール
ビーグル 出やすい 欲求不満噛み 嗅覚遊び
A マルチーズ 環境次第 嫌悪回避噛み 無理な接触回避
シーズー 環境次第 甘噛み放置 境界線づくり
ペキニーズ 環境次第 独占欲 資源管理
ボストン・テリア 環境次第 遊び噛み 遊び終了合図
パグ 環境次第 退屈由来 知育玩具
キャバリア 環境次第 拒否行動としての噛み 優しい対応
フレンチブルドッグ 環境次第 興奮時噛み 落ち着かせ練習
ブルドッグ 環境次第 家族依存 接触管理
日本スピッツ 環境次第 警戒反応 社会化
ビション・フリーゼ 環境次第 甘噛み固定化 早期抑制
B アメリカン・コッカー・スパニエル やや少ない 感受性の高さ 刺激調整
バセットハウンド やや少ない 刺激不足 運動管理
イタリアン・グレーハウンド やや少ない 恐怖回避 安心環境
バセンジー やや少ない 自立型 距離尊重
C 柴犬 少なめ 信頼関係次第 強制NG
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク 少なめ 作業衝動 運動
甲斐犬 少なめ 自立心 距離管理
紀州犬 少なめ 判断型 信頼構築
シェットランド・シープドッグ 少なめ 刺激過多 知育
ボーダー・コリー 少なめ 作業欲求 運動
オーストラリアン・シェパード 少なめ 欲求不満 訓練
D ラブラドール・レトリーバー かなり少ない 協調性が高い 甘噛み管理
ゴールデン・レトリーバー かなり少ない 温厚 放置しない
ラフコリー かなり少ない 精神安定 運動
サモエド かなり少ない 友好的 運動
E シベリアンハスキー 非常に少ない 自立心が強い 運動重視
ダルメシアン 非常に少ない 自己判断型 運動
バーニーズ・マウンテン・ドッグ 非常に少ない 温厚 環境整備
ロットワイラー 非常に少ない 理性が高い 社会化
グレート・デーン 非常に少ない 落ち着き 空間確保
セントバーナード 非常に少ない 穏やか 暑さ対策
ニューファンドランド 非常に少ない 精神安定 体調管理
グレート・ピレニーズ 非常に少ない 判断型 距離感
マスティフ 非常に少ない 自制心 管理
レオンベルガー 非常に少ない 安定型 運動
ボルゾイ 非常に少ない 単独志向 静環境
スタンダードプードル 非常に少ない 知性と自制 知育
チャウチャウ 非常に少ない 群れ依存弱 距離尊重
ワイマラナー 非常に少ない 自己制御 運動
サルーキ 非常に少ない 独立心 静環境
アメリカン・フォックスハウンド 非常に少ない 猟犬型 運動

 

※犬種名をクリックすると、各犬種の詳しいしつけ解説ページへ移動します。
※まだ詳しい解説のない犬種も今後更新予定です。このページをブックマークしておいてください。

ランク別の特徴解説

【SSランク】噛み癖が非常に出やすい犬種

▼特徴

  • 興奮・警戒が噛みに直結しやすい
  • 甘噛みが本噛みに移行しやすい
  • 早期トレーニング必須

▼解説
小型でも警戒心・闘争心が強い犬種は、「怖い」「興奮した」「守りたい」という感情が噛み行動として出やすい傾向があります。

 

【Sランク】噛み癖が出やすい犬種

▼特徴

  • 甘噛み期間が長引きやすい
  • 興奮時に歯が出やすい

▼解説
知能が高く活発な犬種ほど、遊び・要求・フラストレーションが噛みに変わりやすい傾向があります。「噛めば要求が通る」と学習させないことが重要です。

 

【Aランク】環境次第で噛み癖が出る犬種

▼特徴

  • 基本は温和
  • ストレスや接し方で問題化

▼解説
愛玩犬・家庭犬タイプは、過保護・構いすぎ・一貫性のない対応によって噛み癖が出やすくなります。「嫌なことをされた時に噛めばやめてくれる」という学習に注意が必要です。

 

【Bランク】運動・刺激不足で噛み癖が出やすい犬種

▼特徴

  • 本来は作業犬・猟犬
  • エネルギー過多が原因

▼解説
このタイプは攻撃性よりも退屈・欲求不満が噛み行動に出るケースが多いです。散歩量・知育・遊びの質で大きく改善します。

 

【Cランク】扱い方次第で噛み癖が出る

▼特徴

  • 噛む力は強いが理性も高い
  • しつけ不足で危険度が上がる

▼解説
自立心・判断力が高い犬種は、信頼関係が崩れた時に噛み行動が出やすい傾向があります。力で抑えるしつけは逆効果です。

 

【Dランク】噛み癖が比較的少ない犬種

▼特徴

  • 温厚・協調性が高い

▼解説
人との協調性が高く、噛む前にサインを出しやすい犬種です。ただし甘噛み放置はNG。

 

【Eランク】噛み癖が出にくい犬種

▼特徴

  • 精神的に安定
  • 自己制御が高い

▼解説
噛む力は強い犬種も含まれますが、衝動的に噛む傾向は低いのが特徴です。適切な運動と環境管理が前提条件となります。

噛み癖セルフ診断チェックリスト【年齢別】

子犬編(〜1歳前後)噛み癖セルフ診断

▼診断の考え方
子犬の噛み癖は多くが成長過程・歯の生え変わり・遊び学習不足によるものです。ただし、放置すると成犬まで残ることがあります。

 

チェック項目 はい/いいえ
手や足をおもちゃ代わりに噛んでくる
興奮すると噛みが止まらなくなる
歯が当たっても特に注意していない
噛まれると大声で叱ってしまう
噛んだ後も遊びを続けている
噛んでよい物・ダメな物の区別ができていない

 

診断結果の目安(子犬)

はい:0〜1個
正常な成長範囲内。今の対応を継続しましょう。
はい:2〜3個
噛み癖が「癖」として定着し始めています。早めの対応が重要です。
はい:4個以上
成犬まで噛み癖が残る可能性大。しつけ方法の見直しが必要です。

 

子犬の噛み癖・改善ポイント
  • 手で遊ばない
  • 噛んだ瞬間に無言で遊び終了
  • 噛んで良いおもちゃへ即切り替え
  • 落ち着いた行動をしっかり褒める
成犬編(1歳以降)噛み癖セルフ診断

▼診断の考え方
成犬の噛み癖は恐怖・警戒・ストレス・要求行動が原因であることが多く、対応を誤ると悪化しやすいのが特徴です。

 

チェック項目 はい/いいえ
触ろうとすると唸る・口が出ることがある
興奮時や要求時に噛みつくことがある
留守番後や散歩不足の日に噛みが強まる
叱ると逆に噛みが激しくなる
家族によって噛む・噛まない差がある
過去に怖い経験(無理な接触・体罰)がある

 

診断結果の目安(成犬)

はい:0〜1個
一時的・環境要因の可能性が高い。
はい:2〜3個
噛み癖が「習慣化」しています。接し方の見直しが必要。
はい:4個以上
恐怖・不安が原因の可能性大。無理な矯正は避け、専門的対応を検討。

 

成犬の噛み癖・改善ポイント
  • 叱らず距離を取る
  • 噛む前のサイン(硬直・視線)を読む
  • 運動・知育でストレス軽減
  • 家族全員で対応を統一

まとめ|噛み癖は「犬種+育て方」で決まる

噛み癖は直せない問題行動ではありません。犬種特性を理解する事で予防が可能です。特に子犬期からの早期対応が重要となります。

 

噛み癖の詳しいしつけ方は以下のページを参考にしてください。
犬の噛み癖のしつけ方|原因を正しく理解し愛犬と安心して暮らすための完全ガイド

 

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