【全53犬種】分離不安になりやすい犬種ランキング

「留守番ができない」「外出準備をすると吠える」「帰宅後に破壊行動が増えた」こうした行動の背景にあるのが分離不安 です。分離不安は「甘え」ではなく、「犬種特性 × 飼育環境 × しつけの積み重ね」 によって起こりやすさが変わります。本記事では、「犬種の歴史・役割」「人との関係性の強さ」「群れ依存・作業犬気質」をもとに、分離不安になりやすい犬種ランキングを作成しました。

 

分離不安になりやすい犬種ランキング

 

ランク 犬種 分離不安の出やすさ 主な理由・特徴 飼育時の注意点
SS チワワ 非常に高い 人依存が強く単独行動が苦手 短時間留守番から段階的に慣らす
トイプードル 非常に高い 感受性が高く人の感情に敏感 生活リズムを安定させる
マルチーズ 非常に高い 常に人のそばにいる前提で改良 過度な抱っこを控える
ヨークシャーテリア 非常に高い 警戒心と依存心が強い 留守番トレーニング必須
ビション・フリーゼ 非常に高い 孤独耐性が低い 知育トイで気を紛らわせる
キャバリア 非常に高い 人と一緒にいることが前提 一人時間を意識的に作る
パピヨン 非常に高い 知能が高く刺激不足に弱い 留守番前の運動が重要
S ポメラニアン 高い 環境変化に弱い 生活音に慣らす
シーズー 高い 家庭密着型 留守番時間を一定に
ペキニーズ 高い 独占欲が強い 過干渉を避ける
ミニチュア・ダックスフンド 高い 警戒心と依存心が混在 吠え対策と併用
スタンダードダックスフンド 高い 猟犬由来だが家庭依存強め 運動と留守番の両立
ミニチュア・シュナウザー 高い 警戒心が強い 音・刺激対策
ミニチュア・ピンシャー 高い 緊張しやすい性格 安心できる居場所作り
A パグ 中程度 退屈が不安に直結 知育トイ活用
ボストン・テリア 中程度 人好きで刺激不足に弱い 留守番前に運動
フレンチブルドッグ 中程度 甘えん坊 ルーティン化
ブルドッグ 中程度 家族依存が強い 静かな環境作り
日本スピッツ 中程度 警戒心がやや強い 社会化を重視
柴犬 中程度 自立心と依存の差が大きい 距離感を尊重
ブル・テリア 中程度 人好きで刺激不足に弱い 十分な運動量
B ジャック・ラッセル・テリア やや低い エネルギー過多 運動不足解消
ビーグル やや低い 嗅覚刺激不足 散歩の質を高める
アメリカン・コッカー・スパニエル やや低い 感受性が高い 留守番練習
バセットハウンド やや低い マイペースだが刺激不足に弱い 運動と知育
C ラブラドール・レトリーバー 低い 作業欲求が強い 役割を与える
ゴールデン・レトリーバー 低い 人と協力する犬種 刺激不足注意
シェットランド・シープドッグ 低い 知能が高い 知育必須
ボーダー・コリー 低い 作業欲求が非常に高い 運動量確保
オーストラリアン・シェパード 低い 刺激不足が問題化 トレーニング併用
D イタリアン・グレーハウンド かなり低い 単独行動が可能 環境安定
バセンジー かなり低い 自立心が非常に強い 過干渉NG
甲斐犬 かなり低い 日本犬特有の自立心 距離感尊重
紀州犬 かなり低い 群れ依存が弱い 社会化重視
ラフコリー かなり低い 精神的に安定 運動確保
秋田犬 かなり低い 強い自立心 一貫した接し方
E シベリアンハスキー 非常に低い 独立心が強い 運動量重視
ダルメシアン 非常に低い 自己判断型 運動必須
バーニーズ・マウンテン・ドッグ 非常に低い 安定した気質 適度な運動
ロットワイラー 非常に低い 精神的に強い 社会化
グレート・デーン 非常に低い 落ち着いた性格 生活環境整備
セントバーナード 非常に低い 温厚 スペース確保
ニューファンドランド 非常に低い 精神安定度が高い 暑さ対策
グレート・ピレニーズ 非常に低い 判断力が高い 放置しすぎない
マスティフ 非常に低い 自立心が強い 管理重視
サモエド 非常に低い 精神的に安定 運動量確保
レオンベルガー 非常に低い 落ち着いた性格 スペース配慮
ボルゾイ 非常に低い 単独行動向き 静かな環境
スタンダードプードル 非常に低い 自立と知性の両立 知育活用
チャウチャウ 非常に低い 群れ依存が弱い 距離感重視
ワイマラナー 非常に低い 自己判断型 運動必須
サルーキ 非常に低い 独立心が強い 静かな環境
アメリカン・フォックスハウンド 非常に低い 自立した猟犬 運動量確保

 

※犬種名をクリックすると、各犬種の詳しいしつけ解説ページへ移動します。
※まだ詳しい解説のない犬種も今後更新予定です。このページをブックマークしておいてください。

ランク別の特徴解説

【SSランク】分離不安になりやすい犬種

▼特徴

  • 人への依存度が非常に高い
  • 独行動が苦手
  • 留守番トレーニング必須

▼解説
愛玩犬として人と密接に暮らしてきた犬種は、「人がそばにいる状態」が前提になっています。過保護・常時抱っこ育ちの場合、分離不安に直結しやすい傾向があります。

【Sランク】分離不安が出やすい犬種

▼特徴

  • 感受性が高い
  • 環境変化に弱い
  • 飼い主の感情に敏感

▼解説
「小さな番犬・家庭犬」として人の生活に密着してきた犬種です。留守番経験が少ないと、鳴き・破壊・粗相につながりやすくなります。

 

【Aランク】環境次第で分離不安が出る犬種

▼特徴

  • 家族依存はあるが自立も可能
  • 退屈・刺激不足で悪化しやすい

▼解説
比較的落ち着きがありますが、「退屈+不安」が重なると問題化しやすい犬種です。

 

【Bランク】運動不足で分離不安が出やすい犬種

▼特徴

  • 本来は作業犬・猟犬
  • エネルギーが余ると精神不安定に

▼解説
分離不安というより、運動・刺激不足が引き金になりやすいタイプ。散歩量と知育で大きく改善します。

 

【Cランク】飼い主依存がやや強い大型犬

▼特徴

  • 家族との結びつきが深い
  • 留守番時間が長いと不安に

▼解説
人と協力する作業犬のため、「何もすることがない留守番」がストレスになります。

 

【Dランク】比較的分離不安が少ない犬種

▼特徴

  • 自立心がある
  • 単独行動に慣れている

▼解説
比較的マイペースで、飼い主不在を強いストレスと感じにくい犬種です。

 

【Eランク】分離不安が起こりにくい犬種

▼特徴

  • 群れ依存が弱い
  • 精神的に安定しやすい

▼解説
元々「自分で判断して動く犬種」が多く、適切な運動と環境があれば分離不安は起こりにくい傾向です。

分離不安を防ぐための基本ポイント

  • 留守番は 短時間 → 徐々に延ばす
  • 出入りを「特別なイベント」にしない
  • 運動・知育トイでエネルギー発散
  • 飼い主の帰宅時は 過剰に構わない

 

参考記事
お留守番が苦手な犬のためにできること |分離不安対策の基本と工夫

まとめ|分離不安は犬種+育て方で決まる

分離不安は「犬種の弱点」ではなく「環境のミスマッチ」 です。犬種特性を理解し、正しい留守番トレーニングを行うことで、多くは改善できます。

 

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