犬の爪の切り方

 

犬の爪も人間の爪と同じで放っておくとどんどん伸びてしまいます。伸びすぎると湾曲して足の裏に刺さってしまい、痛くて歩けなくなります。

 

また、爪の中には血管が通っていて、爪が伸びると血管も伸びていきます。伸びすぎた爪を短くするには血管も一緒に切ってしまうことになり、出血したり相当痛がりますので、伸びすぎる前に切ってあげましょう。

 

犬の爪を切るときには犬用爪切りを使います。犬用爪切りはギロチンタイプとハサミタイプがありますが、子犬の場合ハサミタイプでも切れるかもしれませんが、成犬の爪は堅いのでギロチンタイプのものを使います。

 

一応、出血したときのために止血剤も用意します。

 

犬の爪は犬種によって爪の色が違います。白っぽい爪と黒っぽい爪がありますが、色によって切り方が若干違います。白い爪の場合、中の血管が見えるので、血管の手前までを切り落とし、徐々に角を落として丸くしていきます。

 

黒い爪の場合、血管が見えないので少しずつ切っていきます。血管が近くなると爪の感じがしっとりしてきます。爪の色も少し変わってきます。血管の先端は白い膜のようなものがあるので、爪の断面に白い点が見えたら切るのをやめます。

 

最後にやすりをかけて仕上げます。慣れないうちは難しいですし、どうしても自分では切れないという方は、無理をせずにトリマーさんにお願いしましょう。また、怖がるワンちゃんも多いので、まずはやすりをかけるだけなど、少しずつお互いに慣れることから始めましょう。

 

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